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【AI烤润】85.约会……诶,不是吗!?

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IP属地:广东1楼2024-11-04 16:55回复
    85.约会……诶,不是吗!?
    “那么,我的答案是——”
    ——一场约会!(※这句原文为 “――いったんデートである!”怎么翻译都怪怪的)
    因此,在这个休息日,我邀请了我亲爱的阿丽西亚一起出门逛街。
    之前有人公开放送我的黑历史视屏时,我们曾约定好等事情平静下来后就去约会。
    不过当时并没有约好是在贤者祭典之前,还是祭典之后。
    祭典之后敌人预谋的国家争夺战就将打响,无论如何都会引发一场混乱。
    也就是说,时机——只有现在。
    “嗯,果然还是大白菜吗?”
    “大白菜,太棒了。正好赶上吃火锅的季节。”
    大白菜生长得相对较快,而现在的阿丽西亚可以凭借无吟唱的土属性魔法创造出相当优质的土壤,完全没问题。
    冬天我们可以一起吃火锅。
    再好好想想?
    障壁、战争、贤者、圣女、勇者。
    王都贵族之间的纷争,老实说现在的我并不关心。
    如果只是我自己的问题,那我不参与就好了。
    但如果会把阿丽西亚卷进去,我会拼命去帮忙的。
    上层贵族们似乎不想把我牵扯进去,所以还是不要和我扯上关系吧。
    但是如果侯爵两家的窃国计划成功了,或者障壁消失后王都被公国攻击,爱德华和温迪都会死。
    所以虽然被要求帮忙,但无论剧情怎么推进最终好像都会把我卷入麻烦中,因此我决定暂时休息一下。
    顺便享受约会的同时向阿丽西亚汇报这一切。
    “这周要吃的蔬菜就是这些……还有这些……”
    “阿丽西亚。”
    “怎么了?”阿丽西亚一边把蔬菜递过来一边问到,在街边穿着便服的她完全没有贵族的样子。“哎,这个西红柿真不错!最近的蔬菜似乎品质都很好?是肥料的问题吗?用的好肥料吗?”
    “是啊,可能是肥料的问题。我听说魔法师的残灰里含有大量魔素,效果非常好。”
    “……虽然有点失去食欲,但确实有道理。尤达纳山脉的魔素浓度也很高,所以自然环境才那么丰富吧?那,你想说什么?”
    “贤者祭典的时候会发生政变,我想与你讨论一下对策。”
    我顺势这样告诉她,阿丽西亚稍微停顿了一下,朝我微笑。
    “……你突然说这种话是什么意思?”
    “……哎,你生气了吗?”
    她的表情虽然是微笑,但给人一种并不真心的感觉。
    有种像背负着般若恶鬼般的氛围。
    “我没有生气。不过,为什么偏偏在这个时候告诉我呢?在买菜的地方说这种话可不合适吧?在这么多人面前……”
    说完一通抱怨后,阿丽西亚叹了口气,又将目光转回蔬菜上,继续说道。
    “不过,你对我从不撒谎。所以这一定是真的。”
    “是啊。”
    我点头把最近发生的事情都告诉了她。
    关于支持帕特里夏的潘塔格拉姆家和斯拉什家的王位夺取计划。
    如果只是让她远离这里,我是没必要告诉她这些事情的。
    但既然她请求我不要抛下她独自前行,而我也答应了她,所以告诉她我在做什么是很重要的。(※有点蚌埠住了,我脑子里全是想要成为影之实力者中傻豆迫害阿尔法的画面。)
    “哈……我就觉得有点可疑。”
    当我告诉她我所掌握的信息时,阿丽西亚叹了口气。
    “帕特里夏·金德雷德在学院里那么张扬,突然去公国留学,这不是很奇怪吗?”
    虽然暂时算是停战,但从公国回来参加贤者祭典的帕特里夏更是奇怪。
    “因为学生会的工作,我去见了三年级的会计,结果她对帕特里夏非常热衷?就像被什么东西附身一样,狂热得令人惊讶。”
    不仅是一年级的高年级生,甚至三年级的学生都受到影响,她察觉到这并不是为了攀附权贵。
    “原来是借着和爱德华他们的关系在暗中准备。一个人短时间内能做到这一点……我在决斗中输也是理所当然的结果。”
    阿丽西亚用这样的言辞结束了对话。
    “阿丽西亚的决斗似乎也有第三者的介入。”
    是杰拉西斯吗?
    “而且如果她没死,那就算不上输,阿丽西亚。”
    “输就是输。而且当时的我,根本没有胜算。不过,这些已经无所谓了。”
    阿丽西亚说道。
    “拉古纳想怎么做?”
    “我?”
    “只要你和玛丽安娜觉得躲在布雷夫领里没事,那我就没问题。我知道你在背后忙碌都是为了保护我,所以我也不想多说什么。”
    最终,她一边看着商店街拱廊缝隙中可见的守护障壁,一边继续说道。
    “这不是我能左右的事情,所以我尊重你的意见,也会配合你。”
    “我的意见吗……”
    “就算给你套上项圈,你依然是可以随心所欲散步的小狗吧?呵呵,这只是个比喻。”
    “我不是小狗,布雷夫家族代代都是地狱犬!就算只剩下一个头也能咬住不放的传说可不是随便说说的!”
    “这只是比喻!”
    不,这可是实话……
    这可不是玩笑。
    布雷夫家的三胞胎即使只剩下一个头,也能咬住敌国的将领让他流血而亡。
    “那,随你怎么做吧。”
    阿丽西亚一边说,一边用手指轻轻抚摸我额头上的旧伤疤,露出了微笑。
    “我会一直陪着你的。”
    阿丽西亚果然是个好女人。
    最初我是为了防止家族的领地毁灭,但现在,保护这个我特别喜欢的女人的笑容,已经成为我战斗的理由之一。
    “在我看来,夺取王位什么的随他们去吧,优先考虑的还是我和阿丽西亚的日常,比如像今天这样的约会!”
    ‘抱歉,我为了处理政变,所以约会稍微晚到了’,这种话可说不出口。
    约会迟到这种事情是女孩子才有的权力。
    男方只要会说“对不起,让你久等了”就够了。
    顺便说一下,今天的约会是我终于鼓起勇气对阿丽西亚说“我们去购物吧”。
    之前都是阿丽西亚对我说要去约会,这次我终于能主动说出来。
    这算是成长。
    “……诶,这是约会吗?”
    阿丽西亚听到我的话,歪着头,显得有些疑惑。
    “诶?”
    不是吗?
    阿丽西亚歪着头,眼中流露出真正的疑问,这让我心中充满绝望。
    她居然没有把这当作约会……!?
    “啊,约会啊。确实是约会。因为我们总是在这个时间一起出来买东西,所以我没特别在意,但这确实是约会。”
    阿丽西亚看到我的表情,慌忙解释。
    嗯,老实说,我有点察觉到了。
    从阿丽西亚挑选蔬菜的样子看不出约会的感觉,更像是一对周末一起购物的夫妻。
    “嘛,嘛,反正也算是兼顾买菜的约会。随时都可以改变方向,午餐的时候我们去哪里一起吃点东西吧?好不好?好不好?上次我问玛丽安娜推荐了个好地方。”
    阿丽西亚拉着我的手臂。
    我深刻体会到,我能做到的护送,似乎只有在有很多魔物的山脉或者地下城里才行。
    我可不想走上失败男人的道路。
    顺便说一下,此时我无法谈论勇者、贤者或圣女之类的话题。
    我有些害怕,害怕我在她心中的形象会因此改变。
    即使是布雷夫家,也有害怕的东西。


    IP属地:广东2楼2024-11-04 16:55
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      85.デート……じゃないだと!?
      『じゃ、俺の出す答えは――』
       ――いったんデートである!
       そんなわけで休日、俺はアリシアを誘い出しで街へと繰り出していた。
       あの黒歴史映像騒ぎの際に、どこかで落ち着いたらデートをすると約束をしていたのである。
       それが賢者祭典前か、後か。
       祭典の後は、予定されている国盗り合戦の後だから、結果がどうであれゴタゴタするに決まっている。
       つまりタイミングは、――今しかない。
      「うーん、やはりハクサイかしら」
      「ハクサイ、最高。鍋が美味しい季節に間に合うよ」
       割と早めに育つし、今のアリシアならば無詠唱による土属性魔術によって、かなり高度な土壌を作れるため余裕だ。
       冬場は一緒に鍋を食べよう。
       それによく考えてみなよ?
       障壁とか、戦争とか、賢者とか、聖女とか、勇者とか。
       王都貴族のゴタゴタって、正直言えば今の俺には関係ないし?
       アリシアが関わる問題ならば俺は命を賭けて頑張るけどさ?
       俺だけの問題なら俺が関わらなかったら良いだけの話である。
       上層の貴族たちは、どうやら俺を関わらせたくないらしいし、普通に関わるのをやめてみてはいかがだろうか。
       侯爵両家の国盗りが成功してしまった場合も、障壁が消えると同時に公国に責められた場合も、どちらにせよエドワードもろともウェンディは死ぬ。
       だから手を貸せと言われたが、どう進んでも結局ハゲに関わらせられそうだからいったん小休止である。
       ついでにデートを楽しみながらアリシアに報告するのだ。
      「今週食べる分の野菜はこれとこれとこれを……」
      「アリシア」
      「なに? え、このトマトかなり良いトマトね! ここ最近の野菜ってかなり出来が良いらしいわよ? 肥料かしら? 良い肥料使ってるのかしら?」
       私服を来て街に来ると全然貴族っぽくなくなったアリシアから野菜を受け取りながら尋ねる。
      「そうだね、たぶん肥料が良いんだと思うよ。魔術師の残灰って魔素大量に含んでるからすごく良い感じになる」
      「……ちょっと食べる気失せたけど、確かに一理あるわね。ユーダイナ山脈も魔素が濃いからあんなに自然豊かだろうし? で、なに?」
      「賢者祭典の時にクーデター起こるけど、どうしよっか」
       話の流れでさらっとそう告げると、アリシアは少しだけ間を置いてから俺の方に笑顔を向ける。
      「……いきなり、なんてことを言うの?」
      「……え、怒ってる?」
       表情は笑顔だが、何と言うか心の底からの笑顔ではない。
       般若を背負ったような、そんな雰囲気を持っていた。
      「怒ってない。けど、なんで今? 野菜の種を買いに来た場所で言うことじゃないわよね? こんな人がたくさんいる場所で……」
       と、ひとしきり文句を言ったアリシアは、溜息を吐きながら再び野菜の方に視線を戻して続ける。
      「まあ、貴方は私に嘘をつかない。だから本当のことなのよね」
      「そうだね」
       頷きながらここ最近あったことの全てを話しておいた。
       パトリシアを擁立したペンタグラム家とスラッシュ家による王位簒奪作戦の全てである。
       彼女を遠ざけておくためならば別に話すことはない。
       でも遠くに行かないでと言われて、俺は行かないと約束したのだから、俺が何をしているのか伝えておくのが重要なのである。
      「はあ……きな臭いとは思ってた」
       知りえた情報を教えると、アリシアは溜息を吐く。
      「あれだけ学園で派手に動いてたパトリシア・キンドレッドが、急に公国に留学するのはおかしい話よね」
       一時的に休戦中扱いとは言え、そんな公国からパトリシアが賢者祭典の時に戻ってくるのもさらにおかしい。
      「生徒会の仕事の都合で3年の会計の人に会いにいったら随分とパトリシアにお熱だったわよ? 何かに憑りつかれたみたいに、狂信的にね」
      1年生の地位の高い者のみではなく、3年にまで浸透していたことを受けて、その目的が玉の輿ではないことを彼女は察していたそうだ。
      「エドワード達との関係を笠に裏でそんな準備をしていたってわけね。一人で短い期間にここまで立ち回れるなんて……私が決闘で負けたのも当然の結果よね」
       と、そんな言葉でアリシアは会話を閉じた。
      「アリシアの決闘は第三者の介入もあったみたいだよ」
       ジェラシスとかな?
      「それに死んでないなら負けてないよ、アリシア」
      「負けは負けよ。それにあの時の私が、彼女に勝てる見込みはなかったと思うし。でも、もうそんなことはどうでもいいの」
       アリシアは言う。
      「ラグナはどうしたいの?」
      「俺?」
      「私は別に貴方とマリアナが平気でブレイブ領にも被害が及ばないならそれでいい。裏で色々動いてくれてるのも私を守るためだってわかるから何も言わない」
       結局、と彼女は商店街のアーケードの隙間から空に見える守護障壁を見ながら言葉を続ける。
      「私がどうこうできる問題じゃないし、だから貴方の意見を尊重するし合わせる」
      「俺の意見かあ」
      「首輪つけたところで、貴方は自分の好きなように散歩する子犬ちゃんでしょ? フフ、まあこれはあくまでたとえ話だけど」
      「子犬じゃないよ、ブレイブは代々ケルベロス! 首だけになっても喰らいついて離さなかったと言われる逸話まで残ってるよ!」
      「たとえ話よ!」
       いや実話なんだけどなあ……。
       ジョークではない。
       三つ子のブレイブが首だけになっても喰らいつき、敵国の将を出血死させのだ。
      「ま、したいようにやんなさいよ」
       そう言いつつ、アリシアは俺の前髪の生え際にある古傷を指で撫でながら笑う。
      「どこまでもついてってあげるから」
       アリシア、やっぱりイイ女である。
       最初は破滅を防ぐためだったけど、このとびきり好みの良い女の笑顔を守ることが、今では俺が戦う理由の一つとなっていた。
      「俺の中では、簒奪なんて別に勝手にやっとけって感じだよ。優先すべきはアリシアとの日常で、今日みたいなデート!」
       ごめんクーデターに参加しててちょっとデートに遅れた、なんて言っちゃいられないのだ。
       遅刻は女の役目である。
       男は「ごめん、待った」と言われてこそなのだ。
       ちなみに今日のデートは俺から満を持してアリシアに「買い物に行こう」と切り出した。
       前はアリシアにデートに行くわよと言われていたから、今回は俺からちゃんと言えた。
       これは成長である。
      「……え、これデートだったの?」
       俺の言葉にアリシアは首を傾げていた。
      「えっ」
       違うの?
       首を傾げたアリシアは本当に疑問に思ったことが見て取れて、絶望が俺の心を支配する。
       デートとは思っていなかった……だと!?
      「あ、デートね。これはデート。いつもこの時間に一緒に買い出しに来てたから特に何も気にせず来ちゃったけど、確かにこれはデートよ」
       俺の顔を見て焦ったように取り繕うアリシア。
       いやまあ、ちょっとわかっちゃいたよ。
       野菜を選ぶアリシアからデート感はなかったって、休日に一緒に買い物に来た夫婦みたいな雰囲気だったって。
      「ま、まあ買い出しも兼ねた感じで行けばいいのよ。方向転換なんていつでもできるから、お昼にどこかで一緒にご飯食べましょ? ね? ね? この間マリアナに穴場を聞いたのよね」
       アリシアに腕を引かれる。
       俺にできるエスコートって、つくづく魔物がいっぱいいる山脈か、ダンジョンくらいなんだなと痛感した。
       ダメな男ルートにだけは進みたくないもんだ。
       ちなみに、この時俺は勇者とか賢者とか聖女とか、その辺の話はできなかった。
       彼女の中のイメージが変わってしまう気がして、少し怖かったのである。
       ブレイブにも、怖いものはあるんだ。


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