続いて、できたばかりの『剧场版”文学少女”』特报映像を公开。こちらは2009年11月21日より剧场で公开されるもので、どこよりも早く、动き、しゃべる远子先辈の姿が披露された。イベントの最后には、それぞれがイベントの感想を语る。「宫沢贤治がすごく好きなので、ステキな朗読が闻けてとてもうれしかったです。いちファンとして剧场版をすごく楽しみにしているので、皆さんもぜひ剧场に足を运んでみてください」(riya)、「剧场版のまえにドラマCDなどもあり、盛りだくさんでございます。梦の旋律を书きます! 皆さん楽しみにしていてください」(伊藤)、「こんなにたくさんのファンの方が集まるぐらい『“文学少女”』は爱されている作品なので、ホントに大切に大切にアフレコしていきたいと思います。皆さん楽しみにしていてください!」(花泽)。そしてイベントを缔めるひと言を花泽がコメントすることに。これに対し「俺が、“文学少女”だ!」で缔めましょうと提案し実践するも、花泽ひとりだけで叫ぶこととなり、崩れ落ちる场面も。仕切り直して、「私が、“文学少女”だ―――――!」と会场中のファンと叫ぶという、朗読会とは思えないアツい盛り上がりを见せて、同イベントは幕を下ろした。
ここからはイベント终了后に行われた花泽、伊藤、riyaへのインタビューの模様をお伝えする。
――まずは、イベントを终えた感想をお闻かせください。
花泽香菜(以下、花泽) 『“文学少女”』でイベントができることをすっごく楽しみにしていて、早く『“文学少女”』ファンのみんなと分かち合いたいという気持ちでいっぱいだったので、とても楽しかったです。伊藤さんの超豪华な伴奏のもとで朗読できたのは、とてもうれしかったです。riyaさんの曲もめちゃめちゃ合ってて、とってもよかったです。
伊藤真澄(以下、伊藤) 宫沢贤治の朗読ということで、すごく楽しみにしていました。が、しかし、リハーサルの时间があまり取れなくて、じつはほとんど即兴演奏に近かったので、「どうなるんだろう?」って思っていました。裏话ですけど、台本も前日の夜にいただいた状态だったので、ほとんど花泽さんとのインプロビゼーション(即兴)でした。けれども、素敌な语りだったので、私もあふれるように自然に旋律が出てくるような感じで、あっという间の朗読でした。
riya ホントに宫沢贤治が好きなので、ただただ、リスナーとしてすごく楽しんでいて。イメージソングのほうをまさかこんなにたくさんの人の前で歌うと思っていなかったので、すごくうれしかったです。
――『“文学少女”』という作品のイメージは?
花泽 既存の文学作品といっしょに并行して読んでいけるというのが、とても楽しいですね。『“文学少女”』という题名にピッタリの作品だな、というイメージです。
伊藤 (花泽が)仰ったとおりだと思いますね(笑)。実际にある文学と、作品の物语というのがすごくうまく融合されているんです。また、最初に见た絵の印象だとファンタジーなのかな、と思ったんですけれど、ミステリー小说みたいな部分があって、影の暗い部分と梦のような世界というのがなんとも言えなくて。「つぎはどうなるんだろう? つぎはどうなるんだろう?」ってワクワクする気持ちになりました。
riya ミステリーあり、笑いあり、涙ありの感じで。それぞれすごく魅力的な登场人物が出てきて、みんなそれぞれにトラウマを抱えていて现代で生活している私たちにも通ずるようなところがあるから、のめり込んで読めちゃうんじゃないかな、と思います。
――最后にひと言ずつメッセージをお愿いします。
riya 何度か読み返して、私自身もすごく好きな作品になっているので、剧场版を楽しみにしています。期待しています!
伊藤 剧场版のまえに、すごくたくさんの作品が待っています。ドラマCD、DVD付特装版文库、満を持したように剧场版が公开になって。いろんな角度から旋律を奏でられたらいいな、と思っています。
花泽 远子さんという役に巡り会えたことがとってもうれしくて、いまから剧场版が楽しみなんですけど。伊藤さんが仰ったように、剧场版までもいろいろあるので、それまでに役をつかまなければな、と思っているんですけど。ドラマCDの时点で苦労した点がたくさんあって、剧场版までにホントに仕上げていかないとな、というプレッシャーを自分にかけています。楽しみにしていてください。