清盛の师・高阶通宪(のちの信西)役として1月15日から登场している
阿部サダヲさん。2月12日放送の第6回「西海の海贼王」では、
平氏の海贼讨伐に加わるシーンで出演し、昨年夏に広岛県呉市で
行われた大河史上最大级の海外ロケに参加されました。
「とにかく大挂かりでびっくりしました。
映画でもこんなでっかい船はつくらないだろうというくらいの大きさでした。
兎丸役の加藤浩次さんといっしょに、ロケ现场に向かう
车の中から见たんですが、大きな工事现场のようでしたね。
船上での松山ケンイチさん演じる清盛と兎丸の戦いは大迫力で、
“本当に戦ってるんじゃないか”というくらいでした。
通宪はふたりのように戦いに参加せず、ずっと书をよみふけっていたので、
自分としては参加してみたかったです(笑)」
第2话から登场している通宪は、清盛と运命的な出会いを果たし、
日宋贸易、国家构想における清盛の师として深く関わっていきます。
宗の言叶も堪能、中流贵族出身にも関わらず少纳言を任じられますが、
それ以上の出世はみこめないと出家、信西と名乗ります。
「清盛と通宪の出会いの场面なんですが、
清盛が「(自分は)だれなんだー!」と叫ぶ场面に
「だれでもよーい!」と声だけかぶせて登场するのがおもしろいと
思いました。はじめは台本にも“学者风の男”としか书かれていませんし、
自分もだれでもよかったというか(笑)。
それまで深刻だった场面を明るくできたのならよかったです。
最初、信西のプロフィールを顶いたときに“天才”で“学者”で
ただ、かたいだけの人という印象だったんですけど、台本を読んだら
コミカルな演技もできそうな雰囲気で、楽しめそうだなと思いました。
実际に松山さんとセリフをかわしてても、楽しかったです。
出家してからは、悟り始めているというか、
笑える部分は少なくなってくるかもしれないです。
ただ、まじめなことを言っているときほど
おかしいことってあるじゃないですか。
そういう不思议なおもしろさを出していけたらいいなと思っています。
中国语のセリフに関しては、以前も中国语を话す役があったんですが、
今回は昔の言叶使いなので、细かい违いがあるようなんですが
なかなかわからなくて……先生も优しく教えてくださいました(笑)」