118話　最終回　未来（あした）への風
アルテミス神殿へ到着したアポロン。
戦車を引いていた三頭のペガサスは天闘士の姿へと戻る。
アポロンは沙織を三千年間天界の婢女に堕とし、聖域は全て焼き尽くし、聖闘士は皆殺しにすると宣言。
自分以外への罰が納得できない沙織に対し、天帝にバレれば地上全てが消滅するとブチギレる。
そこに暴れながら乱入した星矢は一輝たちに礼を言うとアポロンに土下座し、自分の命でみんなを助けて欲しいと頼み込むが、
人間の命は何億人いても神（アテナ）とは釣り合いが取れないとまたキレて星矢を殺そうとする。
ならば神をやめ寿命のある人間になると宣言する沙織。
アポロンが再度意思を確認し、沙織が承諾した次の瞬間、沙織と星矢たちは今までの記憶を消され人間界へと戻される。
-epilogue-
すっかり崩壊した聖域に旅行でやってきた（元）沙織は、花屋の（元）瞬から花束を貰う。
壁に刻まれたアイオロスの遺言に気付いた二人だが、全く覚えていない。
瞬と別れた沙織は、遺言の前で（元）星矢とすれ違う。
沙織は突如涙を流し、風に吹かれて帽子が飛ばされて行く。
（period）
最終巻は11月発売予定