第一弾
「ゆづの恩返し」報奨金600万円は被災地へ寄付
[ 2014年2月26日 05:30 ]
![](http://imgsrc.baidu.com/forum/w%3D580/sign=8dd494631edfa9ecfd2e561f52d0f754/da5f7066d0160924d41f5464db0735fae6cd343d.jpg)
報道陣の質問に答える羽生結弦(左)。中央は橋本聖子団長。右は平野歩夢
ソチ五輪日本選手団の橋本聖子団長(49)ら役員3人と選手7人の計10人が25日、東京都内のホテルで帰国会見に臨んだ。フィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦(ゆづる、19=ANA)は、日本オリンピック委員会(JOC)などから給付される報奨金の使い道を尋ねられると、11年3月に発生した東日本大震災の被災地支援などに充てると即答。仙台市出身の金メダリストが「ゆづの恩返し」で地元への感謝の思いを伝える。
美しい演技で日本中を元気にした羽生が恩返しを約束した。席上、報奨金の使い道についての質問が飛ぶと、真っすぐ見据えて「震災への寄付だったりスケートリンクへの寄付だったり、そういうところに使おうかなと、今の段階では考えています」と答えた。よどみなく発する言葉に、被災地への思いがあふれた。