一夜他人夜にひとみ頃
【今宵 献上己身 委予他人】
君よ どうか 愛 攫って
【请君 将吾之爱 尽情攫夺】
記憶の花が 月下に はらはらと 麗しく 刹那く
【记忆之花 月下飘零 悲戚之美 刹那永远】
儚く散る 生命の歌 奏でだす 狂おしく 果てなく
【虚幻飘渺 生命悲歌 狂奏不绝 无绵无尽】
「それも憂き世の調べ」と 恋文ひとつ
【「乱世佳话 谱写成曲」 情诗一首 刻于心中】
青き哀しみ 抱き寄せ 染め変えて欲しい
【心中悲戚 抱拥入怀 沾染成新】
赤く紅い 薔薇色に
【哀戚之蓝 融于赤色 有如蔷薇】
やがて枯れゆく 運命-saga-だと知っても 愛が為 咲き誇るわ
【枯萎在即 早知天命 然仍决心 为爱盛放】
いたづらに 移りゆく 風月のまにまに
【然却如故 徒劳无益 随风而逝 散于风月】
嗚呼 生きてこその 微笑みと涙…くれたのは 君でした
【活于此世 有君陪伴 赐吾苦乐 一颦一笑】
生まれ変わっても「君以外は見えない」此処で待ってる
【如有来世 义无反顾 「君乃所爱」相随相候】
森羅万象 孤独な壊れもの 朽ちてゆく 等しく
【森罗万象 孤独脆弱 终归难逃 腐朽凋零】
空へ還る 美学のなか 瞬いて 馨しく 溶けてく
【回归天际 美学至上 转瞬之间 馨香溶解】
故に「永遠の戯れ」は 詠み人知らず
【自此而言 「游戏人间」 吟咏传唱 但无人知】
赤き熱情 靡かせ 穢されてみたい
【赤色热情 纵情靠拢 恣意玷污】
青く蒼い 瑠璃色に
【沾染成为 苍蓝剔透 琉璃之色】
出逢い それこそ 別離と知っても 物語 紡ぎたいわ
【相遇相知 必有离别 纵然知晓 欲谱佳话】
是が非でも 何光年 生命の連鎖 超え
【是非离别 万里相隔 义无反顾 超越轮回】
嗚呼 硝子細工の 心と夜空 薬指でなぞれば
【无名指尖 细细描绘 琉璃之心 繁星夜空】
君とひとつに 成れるでしょうか
【定能与君 相辅相融 合二为一 永世相随】
"Love the Life I Live without you... Forevermore"
迷い続けた 教え切れぬ夜が
【如若迷惘 徘徊无解 暗夜降临 无尽诉说】
"Love the Life I Live without you... Forever more"
真実(こたえ)に代わるとしたならば いつしか
【何为真实 何为解答 如欲代替 无声无息】
過去へ 手紙を綴って 全てへ ただ「有難う」を
【追忆过往 撰写书信 千言万语 唯剩「感谢」】
赤く蒼く 紫に た．そ．が．れ...
【赤色作底 苍蓝相融 编织成紫 消逝而去…】
やがて枯れゆく 運命-saga-だと知っても 愛が為 咲き誇りましょう
【枯萎在即 早知天命 然仍决心 为爱盛放】
いたづらに 移りゆく 時世の花となれ
【随风而逝 散于风月 随即化作 岁月之华】
嗚呼 生きてこその 輝く涙…くれたのは 君でした
【活于此世 有君陪伴 赐吾苦痛 悲戚泪眼】
生まれ変わっても「君以外は見えない」此処で待ってる
【如有来世 义无反顾 「君乃所爱」相随相候】
一夜他人夜にひとみ頃
【今宵 献上己身 委予他人】
君よ どうか 愛 攫って
【请君 将吾之爱 尽情攫夺】
-終わり-
Murasaki - 蒼井翔太

@yz冷眼旁观

さぁ呗いましょう
愿君路行行路缓
この爱の呗を…
且听浅吟爱语绵
首筋を伝う契(けいやく)の蝶
碧蝶九转近玉颈
雾夜に红い月　微笑んで
雾中赤月轻笑残
限られた时间(とき)とわかっていても
万劫不复心亦明
瞳を逸らせないまま…
眸中昔景仍复现
水面にうつるは
疏影横斜水清浅
涙を流す私だけ…
独留谁人泪满颜
さぁ忘れましょう　恋の大和抚子(おひめさま)
旧日良人君已忘
伤む想い引き裂いて
再破情中满伤忆
いつかこの叫びが消える日まで
待到余音淡去日
真の华が咲くまで
清白华彩人间时
狂い奏でましょう…
放逐重奏哀曲叹
心にさまよう　悲しみの蝶
蝶转千回心尤哀
握りしめたこのぬくもりは
执念残暖难独善
失いたくないと愿ってみても
但求掌中无所去
ただ　うすれていくだけ
年月淡然至巫山
声を枯らして…
叹还叹 离声喑默
月夜に照らされ…
看还看 月华漫漫
さぁ　呗いましょう　爱の大和抚子(おひめさま)
待君复吟昨日人
涙の味噛み缔めて
涕泣难止哭难言
忘れないように心の奥底
奔流一去恐不还
そっと包み込みましょう
欲言三句无声息
そして独り…
独留青衫倚门看
咲き乱れましょう
花开花落会有时
哀の大和抚子(おひめさま)
却问抚子哀何叹
踏まれ　千切られてもかまわないわ
粉身碎骨已无畏
ひたすらに贵方(だれか)を想いながら
但愿离人在心间
强く生きて行きましょう
勇得踏遍风云路
凛と辉いて…
星烁凛凛天地间
——The end
哀唄 - 蒼井翔太

暖暖