【「ファンと一绪に、ゲームも成长できたら」――ニコニコ自作ゲームフェス大赏「Hero and Daughter」开発者にインタビュー】
2015年2月1日(日)10时38分配信
2015年1月31日・2月1日に、千叶・幕张メッセにて开催されている「闘会议2015」。注目を浴びていた「自作ゲームエリア」の中でも人気だったのが、ニコニコ自作ゲームフェス4で大赏に辉いた「Hero and Daughter(HaD)」です。闘会议1日目には开発者のtachiさんが幕张メッセに降临! ゲーム开発の裏侧などについてお话を伺いました!
SAMCO@斉藤(以下S) 本日はよろしくお愿いします。闘会议の感想はいかがですか?
tachiさん(以下T) 全体を见た感じ、すごいにぎやかだなぁと。始まる前にブースをまわったのですが、ちょっと奥の方にいて油断していたら开场したんですね。そしたら「ガーッ」と人が来て……。
tachiさん
S そうだったんですか。
T 「まずい、まずい、まずい!」と思って……。人の流れに巻き込まれそうでしたねぇ。(闘会议の)スゴさを実感しました。
S それは大変でしたね……。ところで、大赏に辉いた「ニコニコ自作ゲームフェス4」に応募しようと思ったきっかけは?
T そもそも自作ゲームフェスには「真面目に参加したい」と思い、まず「ニコニコ自作ゲームフェス3」に参加しました。この时はホラーゲームの「月光妖怪」というゲームで挑みました。赏(「Magino Drive赏」と「Xbox Live インディーズゲーム 优秀赏」)をいただくくことができましたが「本当は大赏を取りたい!」という気持ちでした。
S なるほど。
T あの时は他にもっとすごい作品があったので……。でも「ニコニコ自作ゲームフェス4」は気楽な気持ちで参加しました。「月光妖怪」は真面目に作りましたが、次は「自分の作りたいものを作ろう」と思って、ゲームを作り始めていた。そんな折「ニコニコ自作ゲームフェス4」があることを知りました。なので「せっかくだから参加しておこう」みたいな。
S 「HaD」はたくさんの方に実况されていますね。
T 自分のゲームを実况してもらえるとうれしいですし、参考になります。フィードバックがリアルタイムなので。ゲーム内で発生したイベントの感想とか、すぐに闻けるので制作の参考にもなる。それに「あ、本当に喜んでくれているな」というシーンがあればうれしくなります。
S ゲームを制作する时には、ゲーム実况を意识して作ることもありますか?
T 前作のゲームや、前々作のゲームはかなり意识しました。意识したからこそ「ホラーゲームを作ろう」と発想し、前作の「月光妖怪」を作りました。ただ「HaD」は「本当に自分の作りたいものを作りたい」という気持ちでした。当时仆は「RPGは実况されない」「実况しにくい」と思っていましたが、「HaD」は全く実况を意识しませんでした。
S そうでしたか。
T それでも、実况してくれる人がいたというのはうれしいし、やはり(今后のゲーム制作の)参考になります。
S ドラクエ开発者の1人である中村光一さんからも太鼓判が押されていましたね。そういえば「HaD」は公开开始をしてから20回以上アップデートを続けています。アップデートを続けられるモチベーションを持ち続ける秘诀って何でしょうか。
T モチベーションかぁ……仆の场合は「未来に希望を持つこと」ですかね。「このゲームの先を作れば、このゲームはもっと面白くなる!」と言う希望があれば、そこの未来に向かって进んで行ける。
S 「未来に希望を持つこと」ですか。
T 「HaD」を毎周更新しようと思ったキッカケは、RPGを作った事が无くて、初めてのRPGゲームなので上手く行くとは思っていなかった。戦闘バランスとか……。なので、过去に自分の作ったゲームをやってくれた数少ないファンの方たちと一绪に、身内的な感じで(アップデートを)やっていければなと思っていました。早い段阶でサイトにアップロードして、一绪にアップデートしながらフィードバックをもらっていこうという考えでした。「一绪に成长出来たらな」と。
S ということは、ユーザーの意见闻いて、どんどんアップデートを重ねていく、と。
T RPGを作る上で、それが最初のテーマでした。「HaD」が受け入れられても、受け入れられなくてもアップデートを続ける予定でした。
S そんな背景があったんですねぇ。ちなみに今作りたいゲームはありますか?
T 今一番作りたいのはアクションゲームですね。横スクロールアクションで1つ作りたい企画があるんですが……。でも多分……しばらくは作れないかなと思っています。
S 女の子が出てくるアクションゲームとか?
T やっぱり女の子がいいですね(笑)。
S (笑)。最后になりますが、フリーで游べる「自作ゲーム」とは、tachiさんにとってどんな存在ですか?
T やはり「自由」なゲームではないでしょうか。制作者侧に取っても「フリー」だし、游ぶ侧にとっても「フリー」。かなり自由な発想で作っていい世界だと思います。だからこそ、企业じゃマネできないような破天荒なゲームを作ったり、未来の扉を无理やりこじ开けるような。ゲーム业界にも少なからず影响を与えていくんじゃないかなと。
S 贵重なお话、本当にありがとうございました。
T こちらこそありがとうございました。