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【采访】ViSULOG -「DIRTY EVIL」「EVIL BEAUTY」特集

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一楼~~「DIRTY EVIL」&「EVIL BEAUTY」




1楼2013-09-29 10:12回复

    これまでのスタイルを打ち破りALSDEADが新しい姿を见せた。“EVIL”を2つの世界観で构筑して聴かせる2ヶ月连続リリース第一弾「DIRTY EVIL」が届いた。ソリッドかつ攻撃的に迫るサウンド、一新したビジュアルイメージも合わせて新たな一面が凝缩された作品になっている。8月23日に开催されるワンマンライヴ『Beautiful Tripper』を控えたメンバー4人に话を讯いた取材・文:山本 贵也


    2楼2013-09-29 10:13
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      ――今回「DIRTY EVIL」、「EVIL BEAUTY」と2ヶ月连続のリリースとなりますが。
      MAKI: “EVIL”という“邪悪”な部分を、「DIRTY EVIL」=泥臭い邪悪と、「EVIL BEAUTY」=洗练された邪悪とで、2つの作品を违う角度からビジュアルを络ませて表现したかったんです。1作目の「DIRTY EVIL」は、见ての通り衣装も泥臭い黒いツナギを着て、サウンドもよりソリッドに仕上げてライヴ感を意识した作品で、「EVIL BEAUTY」はその対となるような作品となっていて、この2つの世界観をライヴでも表现するために、ワンマンもリリースも全部络めての展开になっています。ALSDEADは泥臭いメタルの要素と、绮丽に歌うハードロックの要素の両方を持ってるバンドなので、両方に振り切った世界をそれぞれの作品に当てはめました。
      ――期间限定生产というのは?
      MAKI:価格がDVD付で破格の444円になってるんですけど、仆らのハードな部分の名刺代わりというか、まずは444円で体験してほしいという意図があります。期间限定というのは、流通担当の人から「ずっとこの値段で贩売するのは……」と难色を示されまして(笑)、それでこういうちょっと変わったリリース形态にしました。
      沁:1曲だけ入って444円だったら、まあ普通かなと思うんですけど、DVDが付くことによってお得感が増すというか、少しでも「买ってみようかな」って気になってもらえたら嬉しいですね。
      ――ALSDEADの入门编のような位置づけなんですね。「DIRTY EVIL」の曲について教えてください。
      沁:曲の后半がエレクトロな雰囲気になっているんですけど、最初にあったイメージは実はそっちの方が强かったんです。そこから、どうバンドサウンドを络ませていくかっていうのを考えながら作っていきました。前半は完全にバンドサウンドオンリーで、余计な音は一切なく4人の音だけで“邪悪感”を出して、后半から一気にデジタルな雰囲気に持っていって、それが次作の「EVIL BEAUTY」の世界にも繋がっていくようになってます。
      ――そういう仕挂けがあったんですね。ALSDEADとしてここまでデジタル要素が强いのは珍しいですよね?
      沁:ここまでデジタル要素を出したのは初めてかもしれないですね。でも元々こういう要素を持ってはいたんですけど、今作は名刺変わりの作品になるのでこれぐらい分かりやすい方がいいかなって。
      ――全体的にすごくシンプルでソリッドな仕上がりですね。
      MAKI:尺がぴったり3分なんですけど、実は「EVIL BEAUTY」もぴったり3分なんです。
      沁:昔の歌谣曲って、よく“3分间のドラマ”とかって言ってたと思うんですけど、それを现代版にしたというか、3分でどれだけ表现できるかというチャレンジでもありました。
      MAKI:チャレンジという意味では、今回から7弦ギターを导入したんですよ。
      沁:7弦の记念すべき1曲目がこの「DIRTY EVIL」なんです。どうせなら新しいことやりたいなって思って。
      MAKI:沁が何の相谈もなしに突然7弦ギターを买ってきたんです。一绪に曲を作ってるから当然仆も7弦ギターが必要になって……结局买いにいく羽目になりました(笑)。
      阳佑:ベースも実はこれを机に5弦にしたんです(笑)。惯れるのが大変でしたけど……。
      MAKI:ドラムは?
      刹亚:気持ちだけは色んなものが増えてる……かな。
      MAKI:新しいことをどんどん取り入れていこうというスタンスは常日顷から変わらずにやっています。
      ――新しい机材を导入したということですが、プレイ面でのこだわりはありますか?
      阳佑:ベースはいたってシンプルですね。あえて言うなら后半の踊ってる部分ですね。
      刹亚:ドラムも全体的にはシンプルなんですけど、个人的にはAメロのスネアとキックだけの部分が泥臭い感じがして好きです。だからライヴでもそこを见てほしい。ここまでリズム队がシンプルなのはALSDEAD史上はじめてかもしれないですけど、ALSDEADらしさはうまく表现できたと思います。
      沁:ギターに関しては、シングルにしては珍しくソロを弾いてないんですよ。ソロの部分をシンセに任せたり、自分が出るというよりは、いい意味で一歩退いて周りが见れるようになりましたね。まあこの曲に関してはですけど……(笑)。あとはいつもリフを大事にしているのでそこはキッチリこだわってやりました。
      ――歌词についてはいかがですか?
      MAKI:“DIRTY”ってすごく抽象的な言叶なんですけど、世の中にある必要な“悪”というか、“悪”が世の中を支えているという视点で书いたのが「DIRTY EVIL」です。「EVIL BEAUTY」も“悪”なんですけど违う侧の“悪”というか、结局“悪”というのは绝対に必要なもので、そういう悪さをして生き延びてる人间の生き様を「どう表现するか」というのが今回のテーマでした。正直に生きていても、谁かのせいで捕まったり、真っ直ぐなことだけをしていれば、それで报われるかというとそういうわけじゃなくて、悪さをしててものうのうと生きてるヤツはのうのうと生きてる。この曲の主人公は「やりたいようにやるぞ」というキャラなんですけど、仆自身もそういう生き方に憧れているのですごく书きやすかったです。
      阳佑:正义の反対はまた别の正义やからね……。
      一同:……。
      阳佑:野原ひろし(クレヨンしんちゃん:野原しんのすけの父)の名言なんですけど、ずっと俺の中に强く残ってる言叶なんです。
      沁:両方が正しいと思ってやってるけど、価値観が违うってこと?
      MAKI:榨取する侧も、される侧もそれを正义としてやっているというか、今回の「DIRTY EVIL」と「EVIL BEAUTY」もまさしくそういうことで、どちら侧も正义なんですよ。「DIRTY EVIL」の対照的なものが「EVIL BEAUTY」というわけじゃないんですけど、“EVIL”としてはどちらも自分が正义だと思っているんです。


      3楼2013-09-29 10:26
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        ――「DIRTY EVIL」はすごくライヴの絵が见える曲ですよね。
        沁:サビのコーラス部分は、特にライヴ感を意识して作りましたね。
        阳佑:后半のエレクトロな部分ではタオルぶん回して踊ってもらいたいです。
        ――先ほど「ビジュアルを络ませて表现したかった」とおっしゃっていましたが、衣装にもこだわりがありそうですね。
        MAKI:「DIRTY EVIL」の黒いツナギの衣装というのは、今までのライヴとは违うライヴをやる衣装になっていまして、こっちの衣装でライヴをやる日は、激しい部分を凝缩させたライヴになります。それとは対照的な衣装が、まだ公开前ですけど「EVIL BEAUTY」の衣装になります。
        沁:とにかくヌルさを排除した攻めのライヴになります。
        MAKI:どっちの衣装で出てくるかはその日にならないと分からないんですけど、こうして衣装を2つに分けることで、激しい曲は全部チョイスできるようになるので、暴れたいバンギャの人にはもってこいのライヴになると思います。
        ――同时期に衣装が2つあるって珍しいですよね。
        沁:何よりも自分达がやりやすいんですよ。気持ちもそこだけに向けて持っていけるので。
        MAKI:绮丽めな格好で泥臭い曲をやると、违和感とまではいかないですけど、もっと男クサくいきたいのにっていう葛藤があったりしたんです。だけど今回はそれがなくなったのですごくやりやすくなりましたね。
        ――衣装面でも新しい要素が导入されたということですね。その衣装で撮影されたMVはどんな作品に?
        MAKI:MVの撮影现场がものすごく杀伐としていまして、作品作りに真剣な人间と仕事をするというスタンスではあったんですけど、あまりにも真剣な人达が1つの场所に集まると现场がピリピリするんだなということを学びました……。
        一同:(笑)。
        MAKI:今までのメイキングだと、おちゃらけたりふざけたりしてるオフショットがたくさんあったと思うんですけど、今回は「DIRTY EVIL」だからそういうシーンを入れなかったわけじゃなくて、単纯に本気でピリピリしてたからそういう素材がなかったんです(笑)。演奏シーンも6テイクだけしか撮らないって最初から决めていたので、1テイクも无駄にできずすごい集中力で挑みました。
        沁:演奏シーンは3时间かかってないぐらいで撮り终えたんですよ。各々が持ってるフラストレーションを演奏にぶつける感じで撮ったので、皆の颜が强张ってるというか柔らかさが全く无く杀気立った表情になってます(笑)。
        MAKI:良い意味で本当に空気が悪かったので、この悪い空気のまま自分达が曲とどう対峙するかっていう精神的な世界に全员が入ってましたね。
        沁:そういうピリピリしてる感じとか、空気の悪さを想像しながら见てもらうと、また违った意味で面白いと思います。
        刹亚:映画の撮影とかでも言いますもんね。ケンカするシーンがあったら控室とかでも本当にしゃべらないとか……。
        一同:……。
        刹亚:なに言うてんだろ俺……。
        MAKI:言おうとしてることを途中であきらめるなよ(笑)。
        刹亚:まあ演技じゃないってことです。
        MAKI:そんなカッコいいMVがついて444円ですので是非。
        一同:(笑)。
        MAKI:あとはジャケットにもこだわっていて、2枚が対になるというか、セットになるようになっているので、そこもチェックしてほしいですね。
        ――8月23日に『Beautiful Tripper』と题したワンマンライヴが控えていますが。
        沁:4月に『Separator』というアルバムを出したんですけど、そのアルバムの世界観をまだライヴでちゃんと表现できていないので、そのアルバムも含めて今回の2ヶ月连続リリースのコンセプトのもとで1つの世界を作り上げたいと思っています。単纯に2つの世界を体験してもらうだけじゃなくて、アルバムの深い世界も同时に体験してもらえるようなライヴになると思います。
        MAKI:タイトルの『Beautiful Tripper』は、“美しい幻覚者”という意味なんですけど、“BEAUTY”の世界を体験してもらい、その中でALSDEADの核的な部分の“DIRTY”な世界に繋がっていく。视覚的にもそれがどう展开していくかを楽しみにしてもらいたいですね。今のALSDEADを堪能して顶けると思います。
        沁:过去にないぐらい长尺のライヴになると思うので、覚悟して来てほしいですね。
        MAKI:お客さんとの体力胜负だね。阳佑:最后がどう终わるかっていうところにも注目してもらいたいです。
        刹亚:仆の中で良い曲がどんどん増えてきているので、今までで一番みんなと一绪に盛り上がれる楽しいライヴができると思います。
        ――このワンマンで「EVIL BEAUTY」も初披露されるんですか?
        MAKI:そうですね。それ以外にもいろいろと発表があるので楽しみにしていてほしいです。
        ――それでは最后にViSULOGを见てる人にメッセージをお愿いします。
        阳佑:8月21日に「DIRTY EVIL」という444円のALSDEAD体験版が発売されるので、ひとりでも多くの人に体験してもらって、是非ワンマンにもお友达を诱ってきてほしいですね。皆で轮を広げて一绪に楽しみましょう。
        MAKI:『Beautiful Tripper』は表现したい世界観が全部集约されたようなライヴになるので、少しでも兴味を持ってる人や、ALSDEADのサウンドに触れたことのある人は大満足で帰ってもらえるライヴを用意しているので、是非游びに来てほしいです。
        沁:セットリストも决まって、后はやるだけという万全な状态に仕上がっているので、自分达でも良い意味で「どうなるんだろう?」という楽しみがあるので、この特别な1日に是非足を运んでもらいたいですね。
        刹亚:洋楽のハードロックがすごい好きで、仆の中で1つ梦があるんですよ……。外国のお姉ちゃん达ってライヴ中によくトップレスになるんです。だからトップレスに……。
        MAKI:最后に何言ってんねん(笑)
        刹亚:それぐらい热いライヴをしますってことです。だから谁か仆の梦を叶えてください(笑)。


        4楼2013-09-29 10:26
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          ALSDEADの2ヶ月连続リリース第二弾『EVIL BEAUTY』が届いた。第一弾『DIRTY EVIL』とは、ビジュアルも楽曲も対照的な作品となっている。『DIRTY EVIL』については前回の特集をご覧いただくとして、今回は『EVIL BEAUTY』のことはもちろん、8月23日に行われたワンマンライヴ『Beautiful Tripper』についても讯いた。取材・文:山本 贵也


          5楼2013-09-29 10:27
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            ――8月23日に行われたワンマンライヴ『Beautiful Tripper』の感想から教えてください。
            MAKI:思い描いてたことも、表现したかったことも全部ちゃんとできたワンマンでしたね。唯一想定外だったことは、刹亚がライヴ中にケガをして5针缝うという……。
            刹亚:気が付いたらスネアのヘッドが血だらけになっていて、「なんだこれ?」と思ったら手が切れてました。たぶんシンバルに当たって切れたと思うんですけど、全く覚えてないんですよね……。ファンの子がやたらと手元を见てくるのでおかしいと思ってはいたんですけど……(笑)。ちょっとした出血というレベルじゃなくて、流血という感じでもうビショビショでした。
            MAKI:しかもその血だらけの状态のまま、アンコールのパートチェンジで刹亚が阳佑のベースを弾くという……。
            阳佑:俺のベース血まみれみたいな……。他人の血でベースが汚れるのはあんまり気持ち良いものではないですね……(笑)。
            刹亚:悪いことしたな……。
            MAKI:ステージ上で露骨にベースの心配してたもんね。
            阳佑:もう一気に呪われましたね(笑)。终わってすぐにウェットティッシュで拭いて、メンテしてって感じで、本当にビックリしたし大変でした。
            MAKI:そんなこともあって、舞台裏は结构バタバタしてました。
            阳佑:途中で衣装の早着替えもあったりしたから、本当に目まぐるしかったけどファンからの反响もすごくて嬉しかったです。
            刹亚:ライヴ自体は、今までのワンマンの中でも一番落ち着いてあんまり気负いせずに出来たんですけど、途中の早着替えですごく精神を乱されたというか……ちょっとあたふたしてしまいました(笑)。衣装によって全员キャラクターが変わるので、そこのスイッチの入れ方も难しかったですね。
            ――今作の「EVIL BEAUTY」は、そのワンマンで初披露したんですか?
            MAKI:MVを流しただけで演奏はしませんでした。
            ――前回のお话で「DIRTY EVIL」と対になる作品を作ったということでしたが、改めてコンセプトを闻かせてください。
            MAKI:「DIRTY EVIL」はすごく男らしい感じの曲だったので、「EVIL BEAUTY」は女性目线というか、女性の见地で话が进んでいく内容で、结局“EVIL”なのは男だったりするんですけど、恋爱の中でも骗し、骗され合いみたいなものがあったり、腹の隠し合いみたいな、そういう世界を描けたらなというのが今回の「EVIL BEAUTY」です。
            ――歌词に“大嫌い”というワードが出てきたり、すごくストレートな歌词ですね。
            MAKI:そうなんです。仆も嫌いな人はすごく嫌いなので、嫌いな人にはちゃんと言った方がいいかなと。でも今回、“大嫌い”と言っているのは、自分に言い闻かせる“大嫌い”なので、本当の嫌いとはちょっと违うんです。例えばこっちが惚れてる恋爱だと、相手の方が优位に立ってるような気がして、そういう中でつい“嫌い”という言叶が出てしまうというか……。
            ――好きの裏返しのような?
            MAKI:完全に好きの裏返しですね(笑)。“大嫌い”もひとつの言叶の武器として曲も进めていきました。
            沁:歌い出しがいきなり“大嫌い”だから、最初すごく悩んだんです。でも逆に今までそういうのはあんまりした事がなかったからいいんじゃないかなって。
            ――すごくインパクトがありますよね。
            MAKI:今回の2曲とも、「こうした方がカッコいいな」とか、「こうした方がいい」と言うよりも、思いついたものを、「そのままやっちゃおう」という意识が强かったですね。今までは考えて考えて、うーん……みたいな事を缲り返してたんですけど、それを一度全部取っ払ったような感じでした。
            ――たしかに今までのALSDEADには无かったイメージですよね。ここまで赤裸々にというか恋心を歌うことって。
            MAKI:付き合っていても绝対に优劣があるじゃないですか。やっぱり劣势侧のほうが楽しいというか……(笑)。
            ――追いかけたいタイプ?
            MAKI:时と场合にもよりますが、基本は追いかけたいタイプですね。でもそういう时って大体、追いかけているうちに追い抜いてしまって、こっちが优位になってると思った瞬间、そこでもう终わりを迎えるんですよ……。だから仆の场合はきっと追い抜いちゃダメなんです。
            阳佑:それ分かるわ(笑)。仆も完全に同じタイプですね。片思いの时が一番楽しい。
            MAKI:不安でいっぱいだけどね(笑)。沁:なんか恋爱トークになってる(笑)。
            ――せっかくこういう歌词だから讯いてみようと思って……(笑)。
            MAKI:刹亚はきっと、圧倒的优位に立っておきたいタイプなんですよ。
            刹亚:「追いかけられたい」とかあんまり考えたこと无いですけど、追いかけるタイプではないかな。でも本当は……言えない(笑)。でも追いかけられてる方が合ってるような気はします。
            沁:やっぱり追いかけられたいですよね。バンドを始めた理由も最初はそういう気持ちがあってのことだと思うし。でも去るものは追わない(笑)。
            MAKI:今回の「EVIL BEAUTY」は、ALSDEADで言うと仆と阳佑侧の歌词です。
            ――「EVIL BEAUTY」のタイトルの意味は?
            MAKI:直訳したら“美しい邪悪”なんですけど、ある映画の中で、女王が城を守るために策を练って、その穷地を脱した时にも「EVIL BEAUTY」と表现されていて、その时の“EVIL”は贤いとかそういう意味で使われていたので、単なる邪悪というよりは、生き残るためにする施策というか、そういう美しい邪悪な部分を形にできないかというところから始まって、実は「DIRTY EVIL」よりも「EVIL BEAUTY」のイメージが先にあったんです。
            沁:「DIRTY EVIL」ができる前に、「EVIL BEAUTY」のワンコーラスぐらいは形になっていたんですけど、今作のテーマを考えた时に、色気や妖しさを表现しようということになったので、シンセの使い方を、曲に吸い込まれていくような雰囲気で演出して、サビはバンドサウンドだけという形にしました。今までに无いパターンで新しいアプローチになっています。
            ――ギターソロのアプローチも违いますね。
            沁:ほとんど何も考えずに弾いたというか、今までは结构作り込んだりしてたんですけど、今回は浮かんだ瞬间のフレーズを形にしていきました。シンセの延长线上みたいな感じです。
            ――リズム队の二人はいかがですか?
            阳佑:ベースは「EVIL BEAUTY」の音のイメージに近づける为に指で弾きました。
            刹亚:本当は“DIRTY”と“BEAUTY”でスタイルを分けたかったんですけど、仆のスタイルには“BEAUTY”というものがなくて、ドラムで“BEAUTY”というとYOSHIKIさんしか思いつかなくて、“BEAUTY”のイメージが全くつかめないというか、イメージしきれなかったので、MVにはちょっと不満があるんです。今でもまだ思いつかないんですけど、“美しく叩くこと”にはまたチャレンジしてみたいですね。でもすごくいい経験にはなりました。
            沁:めっちゃ反省してるやん(笑)。
            刹亚:自分で悔しいと思ってしまったので……次への课题が见えました。


            6楼2013-09-29 10:43
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              ――そういえばこの曲も见事に3分ジャストですね。しかもカップリングの「Sugar」まで。
              沁:狙って出来るものじゃないと思うんですけど、仕上がってみたら「あれ?!」って。
              ――MVの见どころがあれば教えてください。
              MAKI:今回は监督とバンド侧が别々の考えというか、监督が何を撮ろうとしているのか、仆らには分からない状态で始まってそのまま终わったんです。本编の映像では分からないかもしれないですけど、メイキングで仆らが「うーん……」って悩みながら撮ってるシーンは面白いと思います(笑)。
              ――あえてそうしたの?
              MAKI:そうですね。仆らは表现者として「监督が何をどう撮ろうが全力で表现する」という覚悟をして挑んだので、结果的には良かったと思います。でも何も知らされずに撮るのは二度と嫌ですね(笑)。でも刹亚は别として(笑)、全编通して美しいのでその美しさを见てほしいです。
              ――M2「Sugar」はいかがですか?これもまた今までのALSDEADにはなかった曲ですね。
              MAKI:この曲は阳佑と一绪に书いた曲で、ALSDEADでは新しい要素の诘まった楽曲です。クレジットに阳佑の名前が入るのも初めてなのでかなりの意欲作です。
              沁:「カップリングの曲书いてよ」って言ったら、「じゃあがんばります」って。
              阳佑:今までは书けるのに书いてなくて、「やれ!」って言われないとなかなかやらないタイプなんです……。
              沁:でも今回で自信にもつながったでしょ?
              阳佑:曲を作る时も、「EVIL BEAUTY」のイメージに合わせたわけじゃなくて自由にやろうと思って作りました。どうせならライヴで盛り上がる曲をやりたいなと思ってスピード感を意识して作って、我ながらカッコいい楽曲ができたと思います。自分で作曲したくせに、全然ベースは大したことしてなくて、ALSDEAD史上一番大したことないかも……(笑)。他の人の曲の方がベースアレンジのしがいがありますね。
              MAKI:その分大変なのはこっちですよ。ベースが普通だからギターで何とかしないといけないと思って、デモでソロまで弾いてますからね(笑)。でも沁さんがソロは弾かないって言うから……。
              阳佑:本来は3分30秒くらいあった曲なのに、デモが戻ってきたらソロが无くなっててちょうど3分になってました(笑)。
              ――歌词についてはいかがですか?
              MAKI:ALSDEADの初期は、人间の狂気だったり、精神异常というものを题材にして书いてたんですけど、「Sugar」では、もっと人间的な部分を书きたくて、甘えだったり、甘ったれた人っていると思うんですけど、それはそれでいいと思うんですよね。20歳そこそこで世间知らずで、ぬくぬく育って外の世界に出てきたような人もいっぱいいると思うし、それはそれで成立しちゃってる人もたくさんいると思うんです。そういう人に憧れを抱いている部分もあって、そういう人になったつもりで书いてみました。そういう人を见下すのではなく、そういう人はそれでいいんだっていう歌词です。仆にはできない生き方ですけど、人に甘えてあまり见たくない部分を见ないで生きていくのもありだなって。
              ――そういう人の立场で书いた歌词だったんですね。そういう人に苦言を呈しているのかと思いました。
              MAKI:苦言ではなく憧れですね。例えば自分の彼女や自分の娘だったら、绝対に甘やかすよなって……(笑)。
              ――今までにないテイストの歌词で面白いですね。
              MAKI:楽曲的にはハードでロックな感じですけど、わりと歌词は普通のことを言ってたりするので、それが変なギャップにならないかなってずっと悩んでたんです。今回も「Sugar」でそういうことを言っちゃってるので、それはそれで受け入れてもらえたら嬉しいですね。
              ――沁さんとしては、初めて自作曲以外の曲を弾いたわけですが。
              沁:そうですね。実际はかなり手直ししたんですけどね(笑)。でもやってみてこれはこれですごく楽しいなって思いました。自分が一から立ち上げたものではなくて、他人がある程度作ったものを手挂けるという楽しさを今回感じて、今后もこういう形をどんどん取り入れていけたらいいなと思いました。今回は阳佑の曲でしたけど、今度は刹亚の头の中も覗いてみたいと思いましたね。
              ――演奏面ではいかがですか?
              沁:さっき阳佑も言ってましたけど、ベースがこれといって大したことをしてないので(笑)、ギターが顽张らなあかんなってことで大変でしたけど顽张りました。最终的にはシンセとギターでALSDEADらしくなったかなと思います。
              刹亚:ドラムは、レコーディングの2日ぐらい前にドラムアレンジができて、激しい8ビートで头打ちみたいな典型的な流れかなって。ちょうどこういう感じの曲がほしかったしやりたかったので、それができて良かったです。ライヴで披露するには、もっとカッコよくしてもっといいドラム叩きたいですね。レコーディングでも本当はもっと诘めたかったんですけど……。
              MAKI:今日はなんかずっと反省してるね……(笑)。でもそれは仆らの反省でもあるんですよ。曲が完成したのがレコーディング直前で、ドラムを考える时间を与えられなかったので……。
              刹亚:こういう短い期间でやるっていうのも面白いですけどね。どれだけ时间がなくても完璧なドラムを叩くのがプロだと思うし、仆の力量不足です。
              沁:この曲はバンドで仕上げた作品のような気がしてるんですよ。今までそういう曲がなかったし、各々が自由にやった作品なので、聴いた人は新鲜に感じるんじゃないかな。楽しみにしていてほしいですね。
              刹亚:本当にいい曲だと思います。
              ――ライヴでもすごく盛り上がりそうですよね。そんなライヴですが、主催イベントが东名阪で开催されるんですよね?
              MAKI:名古屋も大阪も何回も行ってるんですけど、主催イベントは初めてなので大いに盛り上げたいですね。
              刹亚:出てもらえるバンドもカッコいいバンドばかりなので、どこにも负けないように最高のライヴをしたいです。
              MAKI:せっかくの主催なので何か面白いこともやりたいなとは思ってます。まだ具体的には决めてないんですけど、名古屋、大阪、东京とそれぞれ违う色を出していきたいので、全个所で违う企画を考えようと思います。
              ――11月にはMAKIさんと沁さんのバースデーワンマンもありますね。
              MAKI:仆のワンマンは仆が、沁のワンマンは沁が内容を决めるんですけど、诞生日プレゼントのお返しをライヴに诘め込むという感じですね。
              ――ネタばれしない程度に少しだけ内容を教えてください。
              MAKI:仆は今までにやったことが无い事をやりたいと思っていて、アコースティックだったり、普段见せないALSDEADの何かを见せたいですね。本当に特别な日にしたいと思っているので、通常のワンマンではやらないような流れでいきたいと思います。
              ――沁DAYはどうしましょう?
              MAKI:沁DAYはずっとギターソロ。
              沁:(笑)。バースデーワンマンは、仆からファンの人达に逆に何かお返しできるような内容にしたいなと思います。漠然となんですけど、赠り物があるかもしれないし、何かサプライズがあるかもしれないし、ある意味感谢の日にしたいですね。
              ――それでは最后にViSULOGを见てる人にメッセージをお愿いします。
              阳佑:まだ発表してないんですけど、“Code Of Resistance”という企画をずっと継続してやっていて、そのファイナルの日程(1月12日)だけがフライヤーに书いてあるんですけど、その解禁を「心して待て!」
              MAKI:それはもうすぐ解禁になります。
              沁:この间のワンマンは、ファンに助けられた部分がすごくあって、バンド的にも辛い壁があったんですけど、それを乗り越えさせてくれたのはファンの皆だと思うので、ここからの东名阪主催イベントやバースデーワンマンで、必ず新しい景色を见せていくので是非足を运んでもらって、俺たちにしっかりとくっついてきてくれたら嬉しいです。
              刹亚:もう全部言われちゃったんですけど……。
              阳佑:そんなに言ってないぞ(笑)。
              刹亚:初めて名古屋と大阪で主催をするので、ALSDEADに兴味が无い人も最后まで残ってもらって、魂を込めて演奏するので仆たちのライヴを见てもらいたいです。
              MAKI:『Separator』というアルバムを出して、『DIRTY EVIL』、『EVIL BEAUTY』と二ヶ月连続リリースも无事に出来たし、合间には「Beautiful tripper」というワンマンもひとまず成功して一区切りしましたが、既に次作を诚意制作中です。アイデアもたくさん溜まってきているし、次の世界も皆の期待をいい意味でまた裏切って、「やっぱりALSDEADについてきてよかったな」と言わせられるものを作り続けていくので大いに期待していてください。


              7楼2013-09-29 10:46
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