[PM 1:28]
女:
うわー、ぷるって寒気しちゃた~!
え、芽はさっきの话闻いたことあるの?
へー、有名な话なんだ?あたい知らなかったー。
あ、ところでさあ、このラジオ番组について、こんな噂もあるの知ってる?
夜中の二时に、この番组を闻くと、死神がやってきて、首を切られちゃうんだって~
アハハハハ、ヤダな、ただの噂だってば!
そんな事ある訳无いじゃん!
それに今は昼间だよ?
あ、次の话はじまるよ?
第三话 百物语
私が友人と百物语をした时の事を话します。
ある夏休みのことです、私达は、クラスの友人达と、百物语で盛り上がりました。
百物语とは、百本の蝋烛を用意し、怖い话を一つするたびに、蝋烛を吹き消すと言う、怪谈会のやり方なのだそうです。
みんな兴味津々で、私达は乗り気のクラスメイトを集めて、kと言う友人の家に集まることにしました。
夜の九时顷。
kの家の、大きな部屋に、みんなが集まります。
そして、苦労をしながら、テーブルに百本の蝋烛を用意しました。これを顺に消していくのです。
床の间には、ビデオカメラを设置してあります。
「何かが映るかもしれないから」と言うkの発案でした。
最后に、部屋の电気を消しました。
そして、一人目から、百物语が始まりました。
一话话し、蝋烛を一本消します。
一话话し、一本。
それを缲り返します。
メンバーは二十人ほどしかいないので、何周も语り手を回しながら、ようやく、五十话まで来た所で休憩を取りました。
そして、ビデオカメラを用意したkが、バッテリーが切れそうなので、音声のみに切り替えると言い出しました。
みんなも特に异论はなく、また、百物语を再开します。
百本あった蝋烛は半分、部屋の中は、かなり暗くなりました。
その中での怪谈が徐々に盛り上がり、段々と、みんなの间でも、小さな悲鸣が上がり始めます。
九十话、九十一话、九十二话、九十三话。
そして、最后の百话目、私の向いで、语り手が话し始めます。
それは、とても怖くて、悲しい话でした。
最后の话を终え、最后の蝋烛を吹き消しました。
「きゃー!」と悲鸣が上がり、部屋の中が真っ暗になります。
みんな怖がってはいましたが、体调を崩したりする子もいないし、何も异変はありませんでした。
私は、心の底からほっとしました。
すると、暗暗の中で、谁かがこう言いました。
「最后の话怖かった。百话目の话が一番怖かったね!」
「今ので、美树だよね?」
これには、私も大きく颔きます。
最后の话を闻いてから、鸟肌が収まらないのです。
ところが、美树は妙なことを言い出すのです。
「え?最后はあたしじゃないよ?葵でしょ?」
美树だと思っていたけど、そういえば、ちょっと违う声だったような気がする。
しかし、名指しされた葵も、自分ではないと言いました。
じゃあ、一体……?
怖くなってしまったのは、みんなも同じようです。
身动きが取れず、谁も电気を付きに行きません。
その中で、ビデオカメラの持ち主のkが、音声を闻いてみれば分かると言いました。
确かに、その通りです。
そこて、私达はビデオを巻き戻し、聴いてみることにしました。
そして、ゆっくりと再生ボタンが押されます。
音声は、ちょうど、百话目が始まる所でした。
その声は、美树でも、葵でもありませんでしたーーーー
「これから话すのは、私が死んだ时の话なんだけどね。」